2013年10月21日

佐賀 小城市 オアシス整体院より


フィギュアスケートファン待望の、グランプリシリーズが始まりましたね!

最近のフィギュアスケートブームのおかげで、グランプリシリーズ、全日本選手権などの、主要な大会はTVでオンエアされるようになりました。

スケートオタクも、にわかスケートファンも、お楽しみのシーズンです。

かくゆう私も、ゆる〜いスケオタです。(←専門的知識を持った、もっとすごい方々もいるのでちょっと謙遜)

私としては、フィギュアスケートの専門知識はほどほどにして、整体師として少しばかり解説をしたいと思います。


さて、本題の町田樹選手について。

解説の佐野稔さんが、今季、一番飛躍した選手として紹介していましたが、昨年の活躍も見事なものだったと思います。

昨年のグランプリシリーズで、日本のエース高橋大輔選手を破っての優勝は凄かったですね。

また、大きな国際大会での初めての優勝、グランプリファイナル初出場は大きかったと思います。

しかし、そこにプラス面とマイナス面が出たのだと思います。

プラス面は、もちろん自信がついたこと。

しかし、この活躍により注目されたのが、マイナスへとなった要素でもあると思います。

今まで経験したことのないグランプリファイナルで出場や、世界選手権代表が目の前に近づいて来たことによるプレッシャーが、彼を失速させた一番の原因だったと思います。

過度の緊張・プレッシャーは筋肉を拘縮させるともに、身体のコントロール能力を失わせます。

これは彼自身も、後に気が付いたと思います。

髪を坊主にしたのも、そういった自分への戒めと今後の決意のあらわれだったと思います。

自分に本当の意味で自信をつけるには、練習と、練習による日頃の成果しかないのです。

今回の試合では、その自信のほどがたっぷりと見れました。



ショートプログラム、『エデンの東』での冒頭の4回転トゥループ+3回転トゥループは圧倒的な自信の賜物でしたね!

ただ跳ぶの事だけを考えるというレベルではなく、芸術性まで考える余裕があったと思います。

これまでの試合や練習風景を見ると、元々、身体の軸(体幹)がしっかりコントロールできている選手。

ジャンプ時や着氷時のタイミングを徹底的に練習したことで、彼の弱点を強化したとともに、回転の安定性も増したと思います。

跳ぶ前と後が安定すると、回転もスムーズになりますね。

ここまで出来るようになる為には、並大抵の努力じゃなかったでしょう。



どの競技もそうですが、基本が一番大事だということを、身を持って教えてくれた選手だと思います。

この基本の強化が、ジャンプだけでなくスピンやステップ等の全体的なレベルアップにも繋がったと思います。


昨年の経験をもとに、心身ともに大きく飛躍した町田樹(いつき)選手。

このまま、あるいはもっと自信をつけると、オリンピックでの活躍も期待できそうです。


他にも高橋大輔選手、羽生結弦選手、織田信成選手、小塚崇彦選手など、日本選手は誰がオリンピックに行っても活躍出来る選手ばかりです。


世界最高水準の、フィギュアスケート日本男子陣。

3枠を争うには、国内のレベルが高すぎます。

競争することで、個人個人のレベルが上ると思います。

オリンピックでのメダルに向けて、私達も応援したいですね!



今日の言の葉

「基礎を制する者は全部を制する」


佐賀 小城市 オアシス整体院でした。